7歳少年、警察にWiiをプレゼント 警官の訃報聞き
(CNN) 米中西部ウィスコンシン州に住む7歳の少年が、職務中に死亡した警察官の話を耳にして、「気晴らしになれば」と宝物のゲーム機「Wii(ウィー)」を地元の警察署にプレゼントして話題となっている。
ブレイディ・デュークくんは読書やフットボール、Wiiで遊ぶのが大好きだという。しかし、近くの警察署の刑事が銃撃戦に巻き込まれ職務中に亡くなったことを知った。このため、宝物のゲーム機をウォーソーの警察署にプレゼントすることに決めたという。2つの警察署は約19キロ離れている。
ブレイディくんはCNNの系列局WSAWの取材に、警察官が亡くなったので何かしなければと思ったと語った。警察署のフェイスブック上で公開されたブレイディくんからの手紙には、警察官の職務や家族を守ってくれていることに対し、感謝の言葉がつづられている。
プレゼントに添えられた手紙には、プレゼントしたゲーム機が気晴らしになることを願っているとも書かれていた。
ウォーソー警察の副署長はゲーム機が警官たちの役に立っていると語る。
ブレイディくんのプレゼントのお返しにと警官たちからはゲーム機の「Xbox(エックスボックス)360」が贈られた。