「ジャグリングしながら後ろ向きフルマラソン」、記録達成
(CNN) 米国の男性がこのほど、「ジャグリングしながら後ろ向きに走ってフルマラソンを完走する」という世界記録を達成した。
ジョー・ソルターさんは9月22日、イリノイ州モリーンで開かれた市民マラソン大会に出場して記録に挑戦。スタートラインに顔を向けた状態で走り始め、最初から最後までジャグリングを続けながら、5時間51分25秒でゴールした。
この間、ジャグリングのボールを落としたのは2回だけ。「ジャグリングしながらの後ろ向きマラソン」で世界最速記録の達成に成功した。
ソルターさんは動画共有サイトのユーチューブに投稿した動画で、ボールを落としたのはゴールが近づいた後半部分で、路上のくぼみに足を取られたのが原因だとコメントしている。
世界記録達成のため、ソルターさんが自らに課した条件は3つ。1)フルマラソンの完走、2)後ろ向きに走りながら3つのボールでジャグリングを続ける、3)ボールを落とすのは許容。ただしその場で拾ってジャグリングを続行する――という内容だった。
このような記録に挑んだのはソルターさんが初めて。ソルターさんはジャグリングしながら後ろ向きに1マイル(約1.6キロ)走る最速記録の持ち主でもあるが、こちらの記録は7分あまりで達成していた。