米俳優ロバート・ボーンさん死去 「荒野の七人」「ナポレオン・ソロ」
(CNN) 米映画「荒野の七人」やテレビ番組「0011ナポレオン・ソロ」などへの出演で知られる米俳優ロバート・ボーンさんが11日死去した。83歳だった。ボーンさんのマネジャーが明らかにした。
急性白血病を患い、ここ数カ月間闘病生活を続けていたという。
ニューヨーク生まれで、母親は舞台俳優、父親は声優だった。徴兵され、陸軍で教練教官などを務めて除隊した1960年に俳優業に転身。映画「都会のジャングル」での演技力が認められ、アカデミー賞の助演男優賞にノミネートされたこともある。
情報機関の諜報(ちょうほう)員のヒーローとして国際的陰謀に立ち向かう「0011ナポレオン・ソロ」での役柄が、人気男優としての地歩を固めるきっかけとなった。ボーンさんは以前のインタビューで同番組について「テレビ版のジェームズ・ボンドだった」と振り返ったことがある。
「スーパーマンⅢ」「タワーリング・インフェルノ」など映画のヒット作品にも出ていた。最近では人気テレビ番組の「ロー&オーダー」に登場していた。