米空軍のUFO調査記録、ネットでまとめて公開

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(CNN) 米空軍が機密指定を解除したUFO(未確認飛行物体)の目撃情報に関する膨大な記録をデータベース化し、無料で閲覧できるようにしたウェブサイトが開設された。

機密指定が解除された情報は、首都ワシントンの国立公文書館のマイクロフィルムに保存されているほか、さまざまなウェブサイトに掲載されている。

UFOファンのジョン・グリーンウォルドさんは、13万ページ近くに及ぶこうした記録をすべて1カ所にまとめたデータベース「プロジェクト・ブルーブック・コレクション」を作成。誰でも無料で情報を検索したり、ダウンロードしたりできるようにした。

収録されているのは、オハイオ州のライトパターソン空軍基地で1947~69年まで行われていた「ブルーブック・プロジェクト」などの記録。グリーンウォルドさんは15年前から情報公開法に基づいて同プロジェクトの記録の公開を請求してきた。

グリーンウォルドさんのコレクションは個々のケースについて記した1万本のPDFファイルで構成される。ニューハンプシャー州エクセターでの目撃情報など、有名になったUFO騒ぎの記録も含まれる。

ブルーブック・プロジェクトは結局、「国家の安全を脅かすような兆候は見つからなかった」という理由で打ち切りになった。しかしグリーンウォルドさんは、資料の中で黒く塗りつぶされた箇所の多さを挙げ、「何か大きな事が進行していると思う」と推測している。

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