世界一富豪のゲイツ氏、外国語を知らないことを後悔
ニューヨーク(CNNMoney) 米マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏(59)が28日、「外国語を何も知らない自分は本当に愚かだと感じる」と発言した。
ゲイツ氏は同日、ソーシャルサイト「レディット」のチャットに登場。「高校でラテン語とギリシャ語を履修してA評価を取り、語彙(ごい)の助けにはなっているはず。それでもフランス語かアラビア語か中国語ができたらと思う」と打ち明けた。
さらに「このうち1つでも学ぶ時間が欲しいといつも思っている。多分フランス語かな、一番簡単だから」と述べ、「マーク・ザッカーバーグ(フェイスブック最高経営責任者=CEO)が中国語を学んで中国の学生の質問に答えたのはすごいことだと思う」と称賛している。
ザッカーバーグ氏は北京を訪問した際に大学生の質問に中国語で答え、堪能ぶりを披露していた。
一方、ゲイツ氏の中国訪問では、習近平(シーチンピン)国家主席との会談でも、ウォーレン・バフェット氏と北京のアイスクリーム店に立ち寄った時も、英語しか話せなかった。
ゲイツ氏は800億ドル(約9兆円)近い資産を持つ世界一の富豪。2008年にマイクロソフトの経営の一線を退き、昨年には会長職からも退任した。時間はたっぷりあるはずだ。