ロボットに脅かされる仕事は 記者や弁護士など8職種
ブロックチェーンのために、金融、保険、住宅ローンといった業界で仲介を担う職種に波乱が起きるとウェッブ氏は見る。
ナスダックがこのほど、株式公開(IPO)前の案件を扱うプレIPO市場の取引記録用にブロックチェーンの採用を発表したのは、その前兆かもしれない。
6)記者
インターネットのために姿を消した新聞は数え切れない。だが新技術のために仕事を失う記者はさらに増える可能性もある。
ウェッブ氏はニューズウィーク誌とウォールストリートジャーナル紙の元記者。いずれ自動的にニュース記事を作成してウェブサイトに掲載できる技術が登場すると予想する。AP通信では既にロボット記者が四半期ごとに数千本もの記事を生成している。
7)弁護士
訴訟以外の弁護士の仕事は、間もなくインターネットを使ったサービスに取って代わられる見通しだ。例えば「LegalZoom」のサービスでは、商標登録申請、遺言、離婚などの手続きができる。