続々登場、世界の絶叫ジェットコースター10選
(CNN) 声がかれるまで絶叫するか、それとも歯を食いしばってこらえるか――。世界各地の遊園地に新たなジェットコースターが続々登場し、この夏はにぎやかになりそうだ。
米国のコースター愛好家グループACEの広報部門を率いる経済学者のデーブ・リプニッキー氏によると、遊園地業界では最近、設備投資の伸びが目立ち、革新的な乗り物が次々と新設されている。
近年の景気停滞でコスト削減のため新規のアトラクションを抑えていた業界が、一斉に息を吹き返しているようだ。「1000万~2000万ドル(約10億~20億円)規模のマシンを見るのは久しぶり」と、リプニッキー氏は声を弾ませる。
スリル満点の経験が期待できる世界の新作コースターを10台、アルファベット順に紹介する。
1.バンディット・ボンバー(アラブ首長国連邦アブダビ:ヤス・ウオーターワールド)
冬でも気温が20度を超えるアブダビで、今年1月にデビューした。各座席に備え付けたレーザー銃型の装置を操作し、地上に「水爆弾」を落とすといったスリルも味わえる。
全長515メートル、最高時速60キロ、高さ35メートル