余った外貨でレトロゲー、収益は寄付 スウェーデンの空港
(CNN) 旅行で使い残した外貨のコインで、「パックマン」など懐かしのアーケードゲームを楽しんで――。スウェーデンの空港のユニークな発想が話題を呼んでいる。
同国の2大空港、ストックホルム・アーランダとヨーテボリ・ランドベッテルの手荷物受け取りエリアにこのほど、「パックマン」や「スペース・インベーダー」「ギャラガ」のゲーム機が設置された。
ゲーム機はあらゆる通貨に対応する特別仕様。到着客らは円やユーロ、ポンドなど、手持ちのコインを使ってゲームを楽しむことができる。
さらに「チャリティー・アーケード」の名が示す通り、投入されたコインはすべてスウェーデン赤十字に寄付される。
同国の空港を運営する国営企業、スベダビアのマーケティング責任者は「レトロな体験を楽しみながら、赤十字に協力してもらえる」と強調している。