虫食い競争で優勝の男性死亡 ゴキブリ大量に食べた直後 米フロリダ
(CNN) 米フロリダ州ディアフィールドビーチの当局は9日までに、ゴキブリなどの昆虫を食べてその量を競うコンテストで優勝した男性が大会後に死亡したと明らかにした。死因は明らかになっていない。
死亡したのはエドワード・アーチボールドさん(32)。コンテストは5日夜、爬虫(はちゅう)類専門のペット店が開催した。優勝者に贈られる850ドル(約6万7000円)のニシキヘビをかけ、20~30人が店側の用意したゴキブリやミミズを食べた。
アーチボールドさんは大量のゴキブリなどを飲み込んで優勝を果たした。だが終了後まもなく不調を訴え、嘔吐(おうと)を始めたという。自分で救急車を呼んだがその場に倒れ、搬送先の病院で死亡が確認された。捜査当局によると、他に気分の悪くなった参加者はいなかった。
ペット店の経営者は「ショックを受けている。会場で初めて会ったが感じの良い人で、コンテストの盛り上げ役を果たしていた」と話した。
同店の関係者によると、コンテストには爬虫類のえさとして安全性の高い虫が使われた。参加者は全員、事前に自己責任で参加するとの誓約書に署名していたという。