ストリップクラブでガス爆発、負傷者も 米国
(CNN) 米東部マサチューセッツ州西部にあるスプリングフィールド市のストリップクラブで23日夕、ガス漏れに伴う爆発事故が発生、同市当局者によると18人が負傷した。市長は死者はいないと報告した。
クラブは複数階の建物の中にあったが、現地時間で午後5時25分ごろに起きた爆発前に客らと近くの建物の入居者は避難したという。爆発でクラブが入る建物は大破した。現場のビデオ画像は、建物の正面などが大きく損壊している様子を伝えた。
地元の消防署幹部によると、爆風で近くの建物12棟が大きな被害を受け、少なくとも10棟以上が損傷した。爆発の詳しい原因を調べている。ガス会社によると、現時点ではガス漏れの量は相当多かった形跡があると述べた。
ガス会社の報道担当者によると、強いガスの臭いがするとの通報があった後、職員が約25分内に現場に急行。ストリップクラブのある建物へつながるガス管を閉めた15分後に爆発が起きたという。
負傷者は消防士が9人、ガス会社職員が4人、警官2人に民間人2人などとなっている。地元の病院関係者は負傷した8人が運び込まれたが、重傷者はいないと述べた。
現場から約16キロ離れた地区の住民も爆風を感じたと証言した。
一方、米東部ペンシルベニア州のヨーク郡当局者によると、郡内にある拘置所で22日、 一酸化炭素ガスが漏れる事故が発生、収監中の49人が体調の異変を訴えたと述べた。うち5人は22日まで入院した。
中毒が起きたのは拘置所の女性専用の区画で、暖房や換気システムの不具合が原因の可能性がある。収監者は21日夕から一酸化炭素中毒の症状を見せ始めていた。