大学で発砲、死者 米シアトル
(CNN) 米ワシントン州にあるシアトルパシフィック大学で5日に発砲事件があり、警察によると1人が死亡、2人が負傷した。容疑者の男は警備員の学生が取り押さえ、警察に拘束された。
警察によると、警備員として勤務していた学生は、男が銃を装填している隙をみて催涙スプレーを噴射して男を組み伏せ、これを見たほかの学生たちも協力して取り押さえた。
容疑者は26歳の男で、散弾銃1丁と刃物1本、予備の銃弾を持っていた。同大の学生ではないという。動機は現時点で公表されていない。単独犯とみられるが、警察は引き続き捜査を行っている。
事件は同大の理工学部の棟で発生した。男は3人に対して発砲し、20歳の男性が搬送先の病院で死亡したほか、20歳の女性が重体となっている。24歳の男性は安定した容体。さらに1人が心的外傷で病院に運ばれた。