エボラ感染の看護師、当初発表より4日前に発症か 米
ビンソンさんは10日、ダラス発クリーブランド行きのフロンティア便にも搭乗していた。このためCDCは、調査の対象を広げて同機に乗り合わせた乗客も含める方針を明らかにした。
関係者によると、ビンソンさんはクリーブランド滞在中と帰りの飛行機の中で倦怠(けんたい)感や筋肉痛などの症状はあったものの、下痢やおう吐などはなかったという。
CDCはこれまでに、帰りの便に乗り合わせた乗客132人全員に連絡を取っている。また、フロンティア航空は6人の乗員を休職させて経過観察の対象とした。
オハイオ州では12人がビンソンさんと接触があったことが確認され、経過観察の対象となった。ビンソンさんは挙式を控えて同地でブライダルストアを訪れており、対象者にはこの店の4人も含まれる。
テキサス州ではビンソンさんが使ったクリーブランド発ダラス行きの便に生徒2人が乗っていたことが分かり、この生徒が通う学校区の複数校が16日から休校になった。