米西部に未曽有の干ばつの恐れ NASAが警告

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

未曽有の干ばつの恐れ NASAが警告

(CNN) 米航空宇宙局(NASA)はこのほど、温室効果ガスの排出がこのまま続いた場合、米西部一帯が今世紀末までに未曽有の干ばつに見舞われる恐れがあるとの研究結果を発表した。

NASAのチームは樹木の年輪を1000年前までさかのぼって過去の降雨量の変化をたどり、これをさまざまな気候モデルに当てはめて将来の気候を予測。研究の結果を科学誌サイエンス・アドバイシズに発表した。

それによると、米国の中央平原から南西部にかけての広い範囲で今世紀末までに大規模な干ばつが起きる可能性がある。

この地域は近年すでに厳しい干ばつに見舞われているが、温室効果ガスの排出がこのまま続いた場合、干ばつは過去1000年を振り返っても前例がないほどの規模になることが予想される。

メールマガジン登録
見過ごしていた世界の動き一目でわかる

世界20億を超える人々にニュースを提供する米CNN。「CNN.co.jpメールマガジン」は、世界各地のCNN記者から届く記事を、日本語で毎日皆様にお届けします*。世界の最新情勢やトレンドを把握しておきたい人に有益なツールです。

*平日のみ、年末年始など一部期間除く。

「USA」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]