過半数がトランプ氏は「良い大統領に」 変化もたらすと予想
(CNN) 米大統領選挙で勝利したドナルド・トランプ氏が良い大統領になると期待する国民が過半数に上ることが23日までに分かった。選挙から2週間後に実施したCNNとORCの世論調査で明らかになった。また、66%がトランプ大統領は米国に変化をもたらすと予想しているが、良い方向への変化が期待できると答えたのは43%にとどまっている。
世論調査によると、トランプ氏が大統領として「非常にうまくやる」「それなりにうまくやる」と予想する回答者は53%に上った。トランプ大統領の経済政策に大いに期待するという回答は40%に上り、就任前のオバマ、ブッシュ、クリントン、レーガンの歴代大統領への期待度を上回った。
回答者の過半数は、トランプ氏が選挙期間中に最優先課題として掲げた目標を達成すると予想。ほぼ4人中3人がオバマケア(医療保険制度改革)は撤廃もしくは別の制度に置き換えられる公算が大きいと答えた。
3人中2人が北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉実現を予想し、困難な経済状況に陥っている地域での雇用創出にも10人中6人が期待を寄せている。
今から1年後の経済状況は改善が見込めると答えた人は63%に上り、2012年以来で最も多かった。