トランプ米大統領の仕事ぶり、「不満」の声が拡大 世論調査
ワシントン(CNN) 就任から1カ月、トランプ米大統領の仕事ぶりに不満をもつ米国人有権者が過半数に達していることが最新の世論調査で明らかになった。
米キニピアック大学が22日に公表した全米調査の結果によれば、トランプ大統領の仕事ぶりを肯定的に評価すると答えたのは有権者の38%で、否定的な評価をする人は55%だった。
同大学が2月初めに公表した世論調査では、肯定的な評価が42%で否定的な評価が51%だった。
今回調査では、有権者の38%はトランプ大統領が「ほとんどすべての時間」もしくは「大半の時間」正しいことをしていると考えていた。一方、正しいことを「するときもある」、または「ほとんどやっていない」と答えた人は61%だった。
また、イスラム圏7カ国からの入国を禁止した大統領令の執行が差し止められたことを59%が肯定的に評価した。
また、有権者の55%はトランプ大統領は正直ではなく、指導者としての技量に欠けると答えた。