キューバで大規模停電、数百万人に影響
キューバ・ハバナ(CNN) キューバで9日夜、大規模な停電が発生し、首都ハバナを含む各地で数百万人に影響が出ている。
ハバナでは現地時間の午後8時ごろ、街の明かりが消え、200万人を超す住民が突然の停電に見舞われた。自家発電設備のある病院などを除き、市の大部分が闇に包まれている。
停電はキューバ各地に及んでおり、中部のシエゴデアビラや西部のピナールデルリオなどの住民もCNNの取材に対し、電気が使えないと語った。
キューバでは送電網の老朽化に伴い、これまでにも小規模な停電が頻発していたが、嵐によるものを除き、今回のような大規模な停電はまれだった。
政府報道官や国営メディアによると、現時点で停電が起きた原因は分かっていない。
ハバナのこの日夜の天気予報は、晴れ時々曇りで気温は20度台半ば。10日の気温は30度超になると予想されている。