ロマ族の集落で保護された少女、情報提供に電話8000件

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少数民族の集落で身元不明の少女を保護

(CNN) ギリシャ警察が少数民族ロマ族の集落で発見した白人の少女(4)の身元について、情報提供の呼び掛けに世界中から8000件の電話が寄せられている。

少女を保護している児童支援団体「スマイル・オブ・ザ・チャイルド」の報道担当者によると、このうち8件の情報は警察の捜査に活用されている。米国からも4件の電話があった。

同団体はギリシャ当局や国際刑事警察機構(インターポール、ICPO)、欧州刑事警察機構(ユーロポール)と協力して、少女の家族を探している。少女は現在、同団体の施設に保護され、落ち着いた様子をみせているという。

少女はロマ族の家で、両親を名乗る男女に「マリア」と呼ばれていた。この男女にはほかに計14人の子どもがいるとされるが、出生証明書の偽造が判明していることから、警察がさらに調べを進めている。

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