パリでまた高級宝飾店に強盗、白昼に ブランド店集中地区
(CNN) パリの警察は8日までに、高級ブランド店が立ち並ぶ市内のバンドーム広場にある宝飾店が白昼襲われる事件が発生、多数の高級時計が強奪されたと発表した。
犯人は短銃で武装した2人組。犯行の詳しい手口は不明。事件で負傷者は出なかった。
地元警察は持ち去られた時計の数や被害額は明かしていないが、CNN系列局BFMTVは80万ユーロ(約1億1280万円)相当と伝えた。
バンドーム広場は大統領府や行政官庁が集中する地区近くにある。同広場付近では今年9月にも宝飾店が襲撃され、100万ユーロ以上の被害が出る事件があった。
また、7月には南部のリゾート地カンヌのホテルで催されていたダイヤモンド展示会を武装した単独の強盗が襲い、4000万ユーロ相当の宝飾品を奪い取る事件も発生。カンヌで今年5月以降、類似の強盗事件が2件相次いでいた。