マレーシア機の方向転換、タイ空軍のレーダーでも確認

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ボーイング777型機、操縦の様子は

(CNN) タイ空軍は18日、行方不明になっているマレーシア航空機について、通信が途絶えた後に西へ大きく方向転換した同機と思われる機影を軍のレーダーがとらえていたことを明らかにした。この情報はマレーシア空軍の情報とも一致しており、何者かが故意に同機の針路を変えさせたとの見方が一層強まった。

捜査関係者は18日、CNNの取材に対し、西への方向転換は操縦室にいた人物がプログラムしたことにほぼ間違いないと語った。

この方向指示がいつコンピュータに入力されたのかは不明。飛行中に入力された可能性や、通常通り飛行準備中に入力された可能性もあるという。操縦室に誰がいたのかや、何の目的で針路を変えさえたのかなどは依然として分かっていない。

マレーシア当局の18日の説明によれば、操縦士の私物コンピューターや電子メールを調べた結果、計画的な針路変更をうかがわせるような内容は見つからなかった。

航空機同士や管制塔とのやり取りにも不審な点はなく、操縦士のフライトシミュレーターも予定外のルートは示していなかったという。

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