イエメン軍がアルカイダ掃討、武装勢力12人死亡 軍兵士にも死者
(CNN) イエメン政府高官は1日、政府軍がアルカイダ系武装組織の掃討作戦を実施し、武装組織のメンバーとみられる12人が死亡したと明らかにした。イエメン軍にも死傷者が出ているという。
高官は戦闘について、「非常に厳しい戦いだった。今のところ、数十人の軍兵士が死傷し、アラビア半島のアルカイダ(AQAP)の構成員数十人も死傷した」と語った。
この高官によれば、1日現在も戦闘は続いている。「AQAPの兵士たちは(掃討)作戦への用意ができているようだった。抵抗は激しく、イエメン軍側の人的被害は大きかった。増援を送っているところだ」と高官は述べた。
また高官は、同国がサウジアラビアや米国などから追加支援を受けられると述べた。
米政府関係者によれば、米特殊部隊は今回の作戦に、イエメン軍兵士を同国南部の山岳地帯まで輸送するといった形で加わった。だが戦闘に参加した米兵士はいないという。