ロシア、4日連続のシリア空爆 民間人にも犠牲者か

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ロシアがラッカ近郊のISIS拠点に空爆を行った

ロシアがラッカ近郊のISIS拠点に空爆を行った

(CNN) ロシア国防省は3日、同国空軍の戦術爆撃機が同日、シリア北部ラッカ近くにある過激派「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」の拠点を空爆したと発表した。ロシアによる空爆実施は4日連続。

過去24時間内にラッカ周辺で20回の空爆を繰り返したとしている。武器弾薬や石油の保管施設、全地形型の車両などを破壊したと述べた。

ISISはラッカを首都と称している。

一方、反体制派「シリア革命軍」などはシリアのイドリブ県に2回とみられるロシア軍の空爆があり、民間人少なくとも11人が死亡したと報告した。犠牲者には救助隊員1人に1家族の9人らが含まれる。

2回目の空爆はエーシム村を襲い、反体制派の支配地で活動するボランティア組織の参加者が村民らの救助活動に奔走したという。ボランティア組織の幹部は、村落には住民が住んでいるが、武装した戦闘員はいなかったと証言した。

同村への空爆がロシア軍によるものなかは不明。シリア軍や米国主導の有志連合もISIS陣地などへの空爆を実行している。

ロシア国防省はイドリブ県での空爆実施は認めたが、標的とした村名には触れなかった。

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