ダッカ襲撃、人質20人死亡 全員外国人 バングラ軍発表
(CNN) バングラデシュの首都ダッカで1日夜に発生した武装集団によるカフェ襲撃、人質を取っての立てこもり事件で、同国軍は2日、人質20人が死亡したと明らかにした。
犠牲者は全員外国人だという。立てこもりは数時間に及び、警察が突入して2日午前に収束した。
軍当局者は記者会見で、ベーカリーを襲撃した武装集団は銃や爆発物、「多くの鋭利な武器」を使用したと述べた。
救出された人質の数については、ムジブール・ラーマン陸軍准将は14人とする一方、ハシナ首相は13人としており、情報が錯綜(さくそう)している。救出された人質には日本人1人、スリランカ人2人が含まれていると両国の当局者が明らかにした。
ハシナ首相は数人を救えなかったとも述べた。
ハシナ首相はまた、テロリストのうち6人は現場で死亡し、1人を捕捉(ほそく)したと述べた。