アフガン首都のホテルで爆発、タリバーンが犯行声明
(CNN) アフガニスタンの首都カブールで1日早朝、ホテルを狙った爆弾事件があり、反政府武装勢力タリバーンが犯行を認める声明を出した。
タリバーンの声明によると、自爆犯がトラックに爆弾を積んでノースゲートホテルの入り口に突っ込んだ。
カブールの警察は大きな爆発があったことは確認したが、死傷者や被害の程度については現時点で明らかにしていない。
カブールでは1週間前にも少数派のイスラム教シーア派ハザラ人によるデモの会場で自爆テロがあり、少なくとも80人が死亡、200人以上が負傷した。この事件では過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」が犯行声明を出していた。
タリバーンは警察車両が襲撃された6月30日の事件や、外国人の乗ったバスが狙われた同月20日の事件でも犯行声明を出している。
相次ぐ拉致事件や爆弾事件を受け、カブールに駐在する米国など各国の外交員は近距離にある国際空港への行き来にも陸路が使えなくなり、移動にはヘリコプターを利用している。