米大使館付近に爆発物、警察が処理 フィリピン首都
(CNN) フィリピンの首都マニラの米大使館付近で28日、簡易爆発物が発見され、警察が処理した。
フィリピン国家警察のデラロサ長官は記者会見で、目撃者2人によれば、爆発物は在マニラ米大使館から150メートル程度の場所に、タクシーに乗っていた人物1人によっておかれたようだと述べた。
爆発物は、フィリピン・ダバオで9月に発生し、14人が死亡した爆弾事件で使われたものと同じデザインだったという。
デラロサ長官によれば、警察は爆発物は武装イスラム組織によって置かれたと考えているという。
米大使館はCNNの取材に対し、爆発物は「自治体職員」によって発見されたと述べた。大使館は同職員や素早く適切な対応を取った警察に謝意を示した。