ロヒンギャ迫害、ミャンマーで「人道犯罪」の恐れ 国連報告
(CNN) ミャンマー西部ラカイン州で少数派のイスラム教徒、ロヒンギャへの人権侵害が指摘されている問題で、国連の李亮喜(イヤンヒ)特別報告者が20日、CNNとのインタビューに応じ、現地で起きていることは「人道に対する犯罪」に当たる可能性があると訴えた。
李氏は最近、ラカイン州を訪れたばかり。この地域は昨年10月以降、報道陣や支援団体の立ち入りが厳しく制限されている。
同氏はCNNに「7万7000人が故郷に全てを残して逃げ出している。国際社会は行動を起こすべきだ」と強調した。
高齢の男性たちが泣き崩れ、目の前で一族を殺されたと訴える姿を見た時は、本当に心が痛んだという。