米ボーイング、787―9の1号機を披露 来年就航へ
(CNN) 米ボーイングの新鋭機「787」(ドリームライナー)の派生機となる「787―9」の1号機が完成し、ワシントン州エバレットの工場で披露された。
787-9は機体の全長が約63メートルと、これまでの787に比べて約6メートル長く、座席数は40席多い。航続距離も長くなる一方、燃料消費は同サイズの航空機に比べて20%削減できる。まず2014年半ばにニュージーランド航空に引き渡される予定だという。
ボーイングの787はこれまでに82機の発注を受けており、このうち42機を米アメリカン航空が、30機をシンガポール航空が発注している。
787―9については2機目と3機目が組み立ての最終工程にあり、同社は予定通りのスケジュールだと説明している。