中国株の大幅下落続く 上海は1カ月で3割安
香港(CNNMoney) 中国の株式市場で大幅な下落傾向が続いている。上海市場の総合指数は8日までに、約1カ月前の水準から3割余り下落した。
8日の上海総合指数は前日比8%安でスタートし、その後やや回復したものの5.9%安で引けた。構成銘柄の多くが10%下げてストップ安となっている。
深セン総合指数は前日比2.5%安、香港市場のハンセン指数も同5.8%の下げ幅となった。
上海株は6月12日をピークとして急速に下落し、同日から8日までの間に32%も下がった。ハイテク株の多い深セン市場の下落幅は41%に達した。
中国証券監督管理委員会(CSRC)は声明で「市場には現在パニック心理が広がり、非合理的な投げ売りが急増している」との見解を示した。