結婚に投資に誕生日――12年12月12日はどんな日?
(CNN) 2012年12月12日。カレンダーに同じ数字が3つ並ぶこの日、米ラスベガスのあるチャペルでは100組以上のカップルが結婚式を挙げる。インドの占い師によれば、「投資や買い物に最適の日」だ。さらに、12日の12時12分に12歳の誕生日を迎える少年もいるという。
年月日の数字が次にそろうのは2101年1月1日と、100年近く先のこと。結婚記念日の覚えやすさを極めたいカップルにとっては一生に一度のチャンスだ。
「ビバ・ラスベガス・ウェディング・チャペル」は12日午前0時から深夜12時までの間に、100組を超える挙式の予約が入った。ブライアン・ミルズ総支配人によれば、12月の水曜日としては通常の10倍を超える数だ。ミルズさん自身がエルビス・プレスリーに扮し、「愛車」のピンク・キャデラックに新郎新婦を乗せて登場する演出など、この日のために40種類の特別プランを用意したという。
インドの数秘術師、スウェタ・ジュマアニさんによれば、12という数字は十の位と一の位を足して「3」の意味を持ち、3は「富」と関係が深い。「不動産でも金でも、何か買おうと思っているならこの日がいい」と、ジュマアニさんは助言する。
12日12時12分にちょうど12歳になる少年もいる。米アラバマ州のキアム・モリヤ君だ。「一生の中でも特別な1分になる」と話す。
ローマ法王が新たに開設したツイッターのアカウントで初ツイートを流すのも12日だ。この日付を選んだ理由は定かでないが、60万人を超えるフォロワーがその内容に注目する。
ただツイッターには、一部のユーザーから「12が3つ並んでも何かが起きるわけではない」など、さめた書き込みも寄せられた。