口から188センチの寄生虫、取り出した医師も仰天 インド
「そっと、しかし着実に引っ張って、多分1時間15分ほどかかってようやく処置を終えた。こんなに長い条虫はそれまで見たことがなかった」
男性はこの処置の後、腸内に残っているかもしれない卵や幼虫を駆除するプラジカンテルを処方され、駆除剤を半年間は服用し続けるよう指示された。
フィリップ医師はまた、食中毒を防ぐためには不衛生な場所を避け、自宅で豚肉を調理する際は十分に火を通してから食べるよう助言している。
有鉤条虫は虫卵を摂取することによって感染する。虫卵は不衛生な食品や飲料水を通じて感染が広がるほか、排泄(はいせつ)物の表面に付着していることもある。