エベレスト山、地震で縮んだ? インドやネパールが測量へ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2015年に起きたネパール地震がエベレストの標高に変化を及ぼした可能性がある

2015年に起きたネパール地震がエベレストの標高に変化を及ぼした可能性がある

ニューデリー(CNN) 世界最高峰エベレストの標高が2015年に起きたネパール地震で低くなった可能性があることが衛星の観測データで判明し、インドの調査団が実測に乗り出すと表明した。

インド測量局のラオ局長によると、インド政府が前回エベレストの標高を測定したのは1955年。この時点での標高は8848メートルだった。

しかしネパールで2015年に起きたマグニチュード7.8の地震で1メートル以上低くなった可能性があることが分かり、測量局は科学者や測量技師約30人で構成する調査団を派遣して標高を測定する。

「実際の計測は数日でできるが、天候を見極める必要があるため準備に最大で6カ月かかる可能性がある」とラオ局長は話す。

エベレストの頂上はチベットとネパールの境界に位置することから、測量のためには中国やネパールの政府とも連携する必要がある。

メールマガジン登録
見過ごしていた世界の動き一目でわかる

世界20億を超える人々にニュースを提供する米CNN。「CNN.co.jpメールマガジン」は、世界各地のCNN記者から届く記事を、日本語で毎日皆様にお届けします*。世界の最新情勢やトレンドを把握しておきたい人に有益なツールです。

*平日のみ、年末年始など一部期間除く。

「Odd News」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]