専門家が40年かかっても開けられなかった金庫、観光客が1発で開錠
子どもたちが見守る中、ミルズさんは「映画でよく見るように」金庫に耳を当てた。
「ダイヤルには0~60までの番号が付いていた。そこで頭の中で、20―40―60の数字を思い浮かべた。右側に3回、左側に2回、右側に1回。その組み合わせでハンドルを試したら、金庫が開いた」
「100%当て推量だった」「本当に驚いた」というミルズさん。「今夜は宝くじを買おうかな」と笑顔を見せる。
金庫の中から出てきたのは、古い書類や小切手、ホテルの領収書などで、貴重品は見つからなかった。それでも子どもたちは大喜びだったとミルズさんは話している。