「世界一醜い犬」コンテスト、8歳のペキニーズが優勝
(CNN) 米カリフォルニア州ペタルーマでこのほど、「世界一醜い犬」を決めるコンテストが行われ、8歳のペキニーズ「ワイルド・サング」が優勝した。
ワイルド・サングは5回の挑戦の末、優勝を果たし、賞金5000ドル(約80万円)を獲得した。
審査員の一人はAP通信の取材に対し、ワイルド・サングはみんなの人気者だったとし、皆を感動させて優勝に値したと述べた。
ワイルド・サングは子犬のころ、ウイルス感染して死にかけ、後遺症が残った。歯が成長せず舌が飛び出し、右の前足は常にバタバタしている。
主催団体はコンテストについて、犬をからかうものではないと強調。素晴らしい個性の犬たちと一緒に楽しみながら犬が本当に美しいということを世界に示したいと述べた。
世界で最も醜い犬コンテストの2位に選ばれたレッドカーペットを歩く14歳のパグのローマ/Josh Edelson/AFP/Getty Images
2位には14歳の片目のパグ「ローマ」が選ばれた。コンテストは初参加だった。ローマの略歴によれば、カリフォルニア州にある施設で引退生活を送っているものの、曲がった足にもかかわらず、生きる喜びを表現するためにタップダンスを踊るのが大好きだという。
3位に選ばれたデイジー・メイ/Justin Sullivan/Getty Images
高齢者センターを訪問している10歳のテリアのミックス犬、オジー/Justin Sullivan/Getty Images
コンテストに参加した多くの犬と同様に、ホスピスを訪問するなど地域社会に貢献しているという。