モウリーニョ、モイズ両氏が有力候補か マンUの後継監督
(CNN) サッカーのイングランド・プレミアリーグの名門マンチェスター・ユナイテッド(マンU)のアレックス・ファーガソン監督(71)が表明した今季限りでの退任を受け、英国のブックメーカー(賭け屋)は9日までに、スペイン1部リーグのレアル・マドリードのジョゼ・モウリーニョ監督とプレミアリーグのエバートンのデービッド・モイズ監督が有力候補と伝えた。
ポルトガル人のモウリーニョ氏は以前、プレミアでマンUのライバル、チェルシーを指揮し、リーグ優勝に導いた実績がある。同氏は最近、レアルを離れる意向を示唆し、プレミアリーグへの愛着も漏らしていた。
モイズ氏は2002年にエバートン監督に就任。資金力や戦力に乏しい同クラブをプレミアリーグで残留させ続けた手腕には定評がある。ファーガソン氏もかつて、モイズ氏の指導力を高く評価したことがある。両氏は共にスコットランド生まれ。
ブックメーカーの後継候補リストにはこの他、ドイツ1部リーグでボルシア・ドルトムントを率い、強豪に仕立て上げたユルゲン・クロップ監督、プレミアのスウォンジーのミカエル・ラウドルップ監督、マンUの元FWで現在は母国ノルウェーのクラブ監督を務めるオレ・グンナー・スールシャール氏の名前も上がる。