オバマ氏、「野暮なジーンズ姿」酷評に反論
(CNN) オバマ米大統領は14日、自らの「ジーンズ」姿が野暮(やぼ)などとする酷評に対し不公平な中傷を受けていると反論した。
ラジオ局の番組に出演し、述べた。オバマ氏のジーンズファッションの是非論議は4年前の米大リーグのオールスター戦の始球式の際に着用していたジーンズがきっかけになったもので、その後何度も蒸し返されていた。
始球式ではいていたジーンズは、ゆったりしたデザインのもので「母親が好むような種類」と切り捨てられていた。
オバマ氏は同番組で「実際はシャープな細身のデザインのものを愛用している」と主張。始球式でゆったりサイズのものを使ったことについては「投球する際、圧迫感を受けるのが嫌だった」と明かした。
今回のジーンズファッションでの反論は、番組のホストがオバマ氏が最近、衣料品店に出掛け、娘2人のために買い物をした話題に触れた際に口にした。
米アラスカ州の元知事で2008年大統領選で共和党の副大統領候補だったサラ・ペイリン氏は先週米テレビとの会見に応じ、緊迫するウクライナ情勢に絡みロシアのプーチン大統領とオバマ氏の人物像を比較。人々はプーチン氏を「クマと格闘し、石油を掘る男性」と見ているが、オバマ氏は「マム(母親)・ジーンズ」を着用し、言葉をごまかす男性と受け止めているなどとやゆした。