女子テニスのナバロ選手、悪性リンパ腫を告白 「前向きに立ち向かう」
(CNN) 女子テニスのカルラ・スアレス・ナバロ選手(31=スペイン)は1日、悪性リンパ腫の診断を受けて6カ月間の化学療法に入ることを明らかにした。
ナバロ選手は世界ランキング71位。過去にトップ10入りしたこともあり、2016年には6位を記録した。
米ニューヨークで開催中の全米オープンは、先月「健康上の理由」で欠場を表明した。また昨年末には、今年のシーズン限りで引退する意向を発表していた。
Me toca afrontar una realidad complicada. Toca aceptarlo e intentar salir adelante confiando en el consejo médico. Siempre con positivismo ante la adversidad.
— Carla Suárez Navarro (@CarlaSuarezNava) September 1, 2020
Patience and self-belief guided me through my career. Not the easiest rival to deal with. I’ll need my truly best. pic.twitter.com/lF9oVChWRh
同選手はソーシャルメディアを通し、「複雑な現実と向き合う時が来た。これを受け止め、医学のアドバイスを信頼して前進に努める時だ。常に前向きの姿勢で逆境に立ち向かっていく」と宣言した。「これまで忍耐強く、自分を信じることでキャリアを積んできた。相手は生易しいライバルではない。最善を尽くさなければ」とも書き込んだ。
コメントに添えた動画では「私は元気。今のところ落ち着いている。何があっても進んで立ち向かうつもり」と話している。
男子テニスのノバク・ジョコビッチ選手(セルビア)はツイッター上で「闘志あふれるあなたなら必ず乗り越えられると信じている」「前向きの姿勢を忘れず、早く戻ってきてください」と励ましの言葉を贈った。