アルカラスが優勝、四大大会初制覇 テニス全米OP
(CNN) テニスの四大大会の最終戦である全米オープンは11日、男子シングルスの決勝が行われ、カルロス・アルカラス(19)がカスパー・ルード(23)を6―4、2―6、7―6(7―1)、6―3で破り、優勝した。アルカラスにとって四大大会初制覇となった。
アルカラスは今回の優勝によって、世界ランキングでは史上最年少で1位となった。
四大大会での優勝についても、2005年6月に同じスペイン人選手のラファエル・ナダルが優勝して以降では最年少での達成となった。
アルカラスは「世界1位になること、王者になることを子どものころから夢見ていた」と語った。
優勝を果たしてコートに倒れて喜ぶカルロス・アルカラス/Elsa/Getty Images
アルカラスは決勝に進出するまでに3戦連続でフルセットを戦っていた。ヤニック・シナーとの準々決勝は試合が終わったのは午前2時50分と全米オープン史上最も遅い試合終了時間となったほか、試合時間でも全米オープン史上2番目に長いものとなった。