サムライブルーがW杯に残した軌跡 世界から称賛の声
クロアチア代表のロブロ・マイエル選手は日本戦を前に今大会でのサムライブルーの戦いぶりを振り返り、「名前で戦うのではなく、ハートと勇気が大事だということを示した」と称賛していた。
日本がW杯の決勝トーナメント1回戦で敗退したのは2002年、10年、18年に続き4回目。だが堂安律、伊東純也、遠藤航、前田大然各選手らは全員、今大会で名を上げた。
日本代表の森保一監督はクロアチア戦の後、優勝経験国のドイツとスペインに勝ったという成果を強調。「自信を持ち、さらに追いつきでなく追い越せを考えていけば、必ず未来は変わると思います」と語った。
試合後、スタジアムでごみ拾いをするサポーター/Eugene Hoshiko/AP
サムライブルーのメンバーがドラマと議論を呼び、礼儀正しさで注目されるなか、日本のサポーターも大会の雰囲気を盛り上げる役割を果たした。ロッカールームをきれいに掃除した選手たちと同じように、サポーターたちも試合後、一斉にスタンドのごみを拾っていた。
世界のサッカーファンから皆さんに「ありがとうございます」の言葉を贈りたい。