南北の選手、表彰台で一緒に記念写真 五輪卓球でメダル獲得

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表彰台の上で自撮り写真を撮影する北朝鮮と韓国の選手=7月30日、仏パリ/Jean Catuffe/Getty Images

表彰台の上で自撮り写真を撮影する北朝鮮と韓国の選手=7月30日、仏パリ/Jean Catuffe/Getty Images

(CNN) 北朝鮮と韓国の卓球選手が表彰台の上で一緒に写真を自撮りする姿が、世界中の注目を集めている。国境を越えた希少な融和の表れとして称賛する声も上がった。

パリオリンピックの卓球混合ダブルスで、北朝鮮は銀メダル、韓国は銅メダルを獲得。韓国の林鍾勲がこの瞬間を祝ってスマートフォンで自撮り写真を撮影した。

過去にはスポーツの国際大会で南北が合同チームを結成したこともある。2018年の平昌オリンピックでは南北の選手が開会式で一緒に入場行進。女子アイスホッケー競技には合同チームが出場した。

しかしその後、南北の関係は悪化した。

今回のパリオリンピックでは南北をめぐる手違いもあった。

7月26日の開会式では韓国の代表選手143人が北朝鮮の選手団として紹介され、「人為ミス」だったとして組織委員会が陳謝した。

この日、セーヌ川をパレードするボートに乗って韓国選手団が登場すると、フランスと英語の両方のアナウンスで「朝鮮民主主義人民共和国」と紹介していた。

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