体操女子団体で米国が金、バイルスは8個目の五輪メダル
(CNN) パリ五輪は30日、体操女子団体総合でシモーン・バイルス選手率いる米国代表が優勝した。
バイルス選手の五輪メダルはこれで通算8個目。米国の体操選手として史上最多の記録を達成した。2021年の東京五輪では、競技中に空中で方向感覚を失う「ツイスティーズ」に陥り、途中棄権していた。
米国は28日の予選も、イタリアと中国に5点の差をつけ、首位で通過していた。決勝でも同様に圧倒的な強さを見せつけた。
2位はイタリア。1928年以来のメダル獲得に、チームのメンバーは歓喜の声を上げて抱き合った。
イタリアと1点に満たない小差でブラジルが3位に入り、初のメダル獲得を果たした。
東京五輪で金メダルを取ったロシアは、ウクライナ侵攻に対する制裁で今大会への参加を禁止された。個人資格の中立選手として、テニスなどの競技にごく少数の選手だけが出場している。