米ヤフー、1~3月期売上高7%減 CEO手腕に疑問符も
ニューヨーク(CNNMoney) 米インターネット検索大手ヤフーが16日発表した2013年1~3月期決算は、売上高が前年同期比7%減の11億ドル(約1070億円)だった。検索関連広告の売り上げは6%増加したものの、バナーや動画などのディスプレー広告の売り上げが11%減少した。
決算発表を受け、ヤフーの株価は時間外取引で4%下落した。マリッサ・メイヤー氏が最高経営責任者(CEO)の座に就いてからの約9カ月間で株価は50%を超える上昇を見せていたが、業績の伸び悩みで一部投資家からはメイヤー氏の手腕に懐疑的な見方が広がりつつある。
トラフィックの獲得コストを除いた純売上高は10億7000万ドル。純利益は同36%増の3億9000万ドルだった。
メイヤーCEOは業績改善に向けて、ホームページやメールサービスの刷新を実施。同CEOはサービスの刷新が事業の安定に寄与すると自信を見せている。