ロシア兵が「自撮り」を投稿 ウクライナへの越境が発覚か
インスタグラムには、投稿された写真の撮影場所を衛星測位システム(GPS)で把握して地図上に表示する機能がある。兵士はこれが作動していることに気付かなかった可能性もある。
写真の情報によると、同兵士がウクライナ国境に配置されたとみられる6月23日以降の投稿写真34枚のうち、32枚はロシア側、2枚がウクライナ側で撮影されたとみられる。
位置情報の誤差は約15メートル以内とされるが、ウクライナ側の撮影場所は国境から数キロ離れていた。
ロシア大使館の報道官は、同国政府が「ソーシャルメディアへの投稿を基に何かを判断したり結論付けたりすることはない」と述べた。ロシアのテレビ局「ライフニュース」は、写真が加工されたり位置情報が改ざんされたりした可能性があると伝えている。
CNNはこの兵士の身元を確認していない。