米マイクロソフト、IEの名称変更を検討
ただ、いずれも売り上げやユーザー数の劇的な伸びにはつながらなかった。IEの名称を変えたとしても、それほどの助けにはなりそうにない。
かつてブラウザー市場で圧倒的なシェアを誇っていたIEだが、調査会社スタットカウンターの統計によると2010年には50%を割り込み、現在のシェアは約21%。代わってグーグルの「クローム」が45%で首位に立っている。
IEには不具合やセキュリティ問題が多く技術的にも時代遅れという評判が付きまとってきた。そうしたイメージを挽回できるのかという質問に対してIE担当者は「そうなることを願う」と述べ、最新版の「IE 11」には、競合ブラウザーが採用している最新のセキュリティー機能やソフトウエア機能がすべて搭載されていると強調した。