「自撮り」で死亡も、ロシア当局が事故防止パンフを作成
(CNN) スマートフォンなどのカメラで自分の姿を撮影する「自撮り」が死を招くことも――。ロシアの内務省はこのほど、自撮りに関連した事故の防止を図るパンフレットを作成した。
パンフレットは2ページの構成。学校の生徒や一般市民らに警察が配布する。
道路標識のようなデザインのイラストで、実際に起きた事故などが紹介されている。例えばモスクワでは21歳の女性が銃を構えて自撮りしようとした際、誤って自分の頭を撃ってしまった。同市近郊のリャザンでは、10代の少女が鉄道線路上で自撮りを試みて死亡した。
このほかにも動物と一緒に撮影しようとしたり送電線に触れたり、屋根の上に上ったりする危険行為を挙げ、注意を呼び掛けている。