仏法相 スノーデン、アサンジュ両氏の亡命の可能性に言及

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ジュリアン・アサンジュ氏(左)とエドワード・スノーデン氏

ジュリアン・アサンジュ氏(左)とエドワード・スノーデン氏

(CNN) 米政府による監視活動の実態を暴露したエドワード・スノーデン、告発サイトを創設したジュリアン・アサンジュの両氏について、フランスのトビラ法相は25日、両氏を同国に亡命させる可能性に言及した。

告発サイト「ウィキリークス」創始者のアサンジュ氏はスウェーデンへの移送を免れるため、2年以上も在英エクアドル大使館から出られない状況が続いている。スウェーデン当局は強姦(ごうかん)などの容疑で同氏を取り調べたい意向。

一方、米政府機関による監視活動にかかわっていたスノーデン氏はその実態を暴露して、現在はロシアに滞在している。

トビラ法相はCNN系列局BFMTVの取材の中で、この2人について「もしフランスが亡命させることを決めたとしても驚かない。その可能性はある」と語った。ただ、それは法相が決めることではなく、フランスの首相と大統領が判断すべきことだと強調した。

これに先立つ24日、米国がフランスのオランド大統領を含む歴代3代の大統領に対してスパイ活動を行っていたと報じられたことを受け、フランス政府は米大使を呼び出して説明を求めていた。

ウィキリークスが公開した文書によれば、米国家安全保障局(NSA)は2006~12年にかけて、3代のフランス大統領が交わした極秘のやり取りについて報告していたとされる。

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