「ワード」「エクセル」の生みの親、再びマイクロソフトへ
ニューヨーク(CNNMoney) 米マイクロソフトは18日、文書作成ソフト「ワード」や表計算ソフト「エクセル」などの開発に携わったチャールズ・シモニー氏のスタートアップ企業「インテンショナル・ソフトウエア」の買収で合意したと発表した。シモニー氏にとっては、約15年ぶりの帰還となる。取引の詳細については明らかになっていない。
シモニー氏は同日のサイト上の投稿で、再びマイクロソフトと協力することになり「興奮している」と語った。
シモニー氏は1981年にマイクロソフトに入社し、ワードやエクセルといった製品の開発を監督した。2002年に退社し、「現代の仕事場」のための「生産性ソフトの再構築」に向けてインテンショナル・ソフトウエアを立ち上げていた。
マイクロソフトはサティア・ナデラ最高経営責任者(CEO)の下、消費者やビジネス向けのソフトウエアに投資を続けている。マイクロソフトは人気のアプリなどの買収を進めており、ビジネス向けの交流サイト「リンクトイン」を260億ドルで買収したほか、チャットアプリの開発などを進めている。