GMが新サービス、運転席でコーヒーやドーナツを注文可能に
ニューヨーク(CNNMoney) 米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)は7日までに、車のダッシュボードの画面を使って、コーヒーやドーナツなどの飲食物の注文や、ホテルやレストランの予約などが行える新サービス「マーケットプレース」を発表した。
このサービスが利用できるのは2017年モデルあるいは2018年モデルの「シボレー」や「ビュイック」「GMC」「キャデラック」の利用者。
新サービスは機械学習を通じ、運転手の位置や携帯電話に入っているアプリのデータなどを活用する。
1年後から1年半後までに米国内の約400万台でこのサービスが利用できるようになる見通し。
消費者情報誌「コンシューマー・ リポーツ」の自動車テスト部門の責任者、ジェーク・フィッシャー氏は、テクノロジーが改良され、より多くの企業が参加すれば、こうしたサービスはより使いやすくなるかもしれないとの見方を示す。ただ、システムが改善され使いやすくなれば、より多くの人が使うようになり、注意散漫を引き起こす可能性が高まるとも指摘した。