ツイッター、青いチェックマークの無償付与を廃止へ
ニューヨーク(CNN) 米SNS大手ツイッターが、本人確認を行った利用者に対して無償で付与していた青いチェックマークを廃止することがわかった。
企業家のイーロン・マスク氏は昨年10月にツイッターの買収を完了させたが、マスク氏は以前にも青いチェックマークの廃止を示唆していた。
マスク氏はツイッターへの投稿で、4月1日から従来の承認プログラムの縮小とチェックマークの削除を開始すると明らかにした。
ツイッターによれば、青いチェックマークを引き続き利用するためには、有料サービス「ツイッターブルー」に登録する必要がある。
ツイッターブルーの利用料は、個人は1年あたり84ドル(約1万1000円)もしくは1カ月あたり8ドル。ツイッターは課金によって収入を得られるようになる。ツイッターは売り上げのほとんど全てを広告から得ているものの、マスク氏の買収以降、広告主が撤退しているため、課金による収入を必要としている。
企業や団体の場合、ツイッターブルーの利用料は月額1000ドルで、関連のアカウントを追加する場合はひとつにつき月額50ドルかかる。