米空港での靴脱ぎ検査が不要に? 免除制度を拡大

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米運輸保安庁が「プリチェック」制度の拡大を発表

米運輸保安庁が「プリチェック」制度の拡大を発表

ワシントン(CNN) 米運輸保安庁(TSA)は5日までに、保安検査で靴や上着を脱いだりベルトを外したりしなくても済む制度の適用空港を増やすと発表した。

TSAによると、靴脱ぎ検査などを免除する「プリチェック」の制度を年内に米国内60の空港で新たに導入する。既に導入済みの40空港では適用レーンの数を増やす。同制度では、乗客が機内持ち込み荷物の中に入れたノートパソコンや液体が入った小型容器などを取り出す必要もなくなるという。

現時点でこの制度が利用できるのは、アメリカン航空やデルタ航空など米国の主要航空会社から招待された一部のマイレージ利用客や、米税関国境警備局に登録して安全と認定された一部の乗客のみ。

TSAは年内に一般の乗客からのプリチェック加入申請受付を開始する予定。登録料は85ドル(約8500円)で、身分証明書を提示して指紋を登録する必要がある。

TSAのジョン・ピストール局長は、「全乗客一律の保安検査を適用するやり方から離れ、可能な限り効率的な保安検査を目指す」とコメントしている。

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