空飛ぶ巨大マシン 世界の大型航空機10選
エアバスA380-800型機
運航空虚重量: 約27万7000キログラム
全長:72.72メートル
翼幅:79.75メートル
初飛行:2005年
総2階建てのA380は世界の航空交通量の増大に対応するため開発された。主要ハブ空港の混雑が増していく状況への答えでもあった。
理論的には最大850人の乗客を運ぶことが可能だが、運航会社の大半は450~550人乗りと、比較的ゆとりを持たせた客室構成を採用している。
ボーイング747-8型機
![世界最長の旅客機であるボーイング747-8型機/Stephen Brashear/Getty Images](/storage/2018/07/31/08773c01953b4f1d3105f862f84f732d/boeing-747-8.jpg)
世界最長の旅客機であるボーイング747-8型機/Stephen Brashear/Getty Images
運航空虚重量:22万128キログラム
全長:76.3メートル
翼幅:68.4メートル
初飛行:2010年(B747ー8F型機)
ボーイング747型機は1970年代初頭に就航して以来、30年以上にわたり異論の余地なく「空の女王」の地位を占めてきた。
旅客収容能力という点ではエアバスA380に劣るものの、シリーズ最新機である747-8型機は依然、世界最長の旅客機の座を守っている。
アントノフAn124
![世界最大の軍用輸送機であるアントノフAn124/Sean Gallup/Getty Images](/storage/2018/07/31/ba91589341f9976f22f24ad68789ca3e/antonov-an-124-ruslan.jpg)
世界最大の軍用輸送機であるアントノフAn124/Sean Gallup/Getty Images
空虚重量:17万5000キログラム
全長:68.96メートル
翼幅:73.3メートル
初飛行:1982年
系統の近いAn225よりも若干小さいものの、アントノフAn124は世界最大の軍用輸送機であり、ボーイング747-8F型機の登場までは最も重い量産機でもあった。
ロシア空軍のほか複数の貨物機運航会社でも就航中。米欧の宇宙プログラムを支援するため、特に重く巨大な貨物を輸送するのに使われている。
ロッキードC5ギャラクシー
![ロッキードC5ギャラクシーは依然として世界最大の軍用機のひとつだ/ Reg Lancaster/Daily Express/Getty Images](/storage/2018/08/01/52b9cc35fb4664f0a9e5d686cb8c8a9b/lockheed-c-5-galaxy.jpg)
ロッキードC5ギャラクシーは依然として世界最大の軍用機のひとつだ/ Reg Lancaster/Daily Express/Getty Images
空虚重量:17万2371キロ
全長:75.31メートル
翼幅:67.89メートル
初飛行:1968年
アパッチ攻撃ヘリコプター6機もしくはM1戦車2台を積載した状態で、1万1000キロほどの距離を空輸できる。米戦略空輸部門で数十年にわたり主力機の座を占め、米軍の海外展開を支えてきた。