座席変更に応じた乗客9人に1000万円相当の旅行券 米ユナイテッド航空
(CNN) 米ユナイテッド航空が、ハワイ便の出発直前に機体の入れ替えが必要になってビジネスクラスの座席数が減るハプニングに見舞われ、座席のダウングレードに応じた乗客9人に総額9万ドル(約1000万円)相当の旅行券を進呈した。
同航空が運航する米ニュージャージー州ニューアーク発ハワイ行きの22日の便は、出発直前になって、機体をボーイング777型機からボーイング767―300型機に変更する必要が生じた。
このためビジネスクラスの座席数が減ることになり、同航空は、座席のダウングレードに応じてくれた乗客にはマイレージを進呈すると申し出た。
その結果、乗客9人が1万ドル(約110万円)相当の旅行券と引き換えに、座席のダウングレードに応じた。9人が利用したのはエコノミークラスよりはやや広い「プレミアムプラス」の座席だった。
ユナイテッドの広報は、ビジネスクラスを予約していた乗客9人が自発的にプレミアムプラスへの変更に応じたことを確認した。ただ、補償の額については明らかにしなかった。
この9人が1人当たり1万ドル相当の旅行券を受け取ったという情報は、旅行ブログの「View from the Wing」が伝えていた。